時代のトレンドを形にするファッションデザイナー

ファッションデザイナーになるために必ず必要な資格はありませんが、服を作る上でさまざまな知識やテクニックなどを身に付ける必要があります。そういった点でも、服飾の専門学校や大学でファッションの基礎知識を十分学んだ方が就職に有利です。

ファッション業界は常にめまぐるしく変わります。その変化に随時対応しなければならないので、流行りだけを取り入れるだけでなく、やはり基礎的な知識を念頭に置いた上で仕事をしていくことが大切です。服をデザインするだけでなく、服を作る際に使用する素材や色合い、そしてそのデザインに合った縫い方など、さまざまな視点から仕上げるのがデザイナーの仕事です。

性別や年齢、季節、流行りなど、それぞれ服のコンセプトが異なるため、情報収集や時代を読み取る感性も大切ですし、またイメージを形にする造形力も身に付けなければなりません。専門学校や大学で勉強をするという方法だけでなく、独学でファッションについて知識を得てデザイナーになった方もいるので、一概に学校へ行った方が良いとはいえませんが、ファッション業界で働いていくために一からファッションを学べる学校・学部へ通うのをおすすめします。

また、洋裁技術検定やパターンメーキング技術検定、カラーコーディネーター検定などの資格を取得しておくと、より就職に有利です。学校へ通いながらこういった検定を受けることができる所もありますので調べてみましょう。